【5社で無料体験あり】アニメ「キングダム4」が見れる配信サイトまとめ!声優・原作漫画も紹介

紀元前3世紀の秦国。天下の大将軍を目指す飛信隊の隊長・信は、国門・函谷関を巡る合従軍との攻防戦の活躍が認められ、三千人将へと昇格した。さらに、隊を離れていた副長・羌瘣も戻り、飛信隊は活気づく。

合従軍戦後の復興が進むなか、国の実権を懸けた秦王・嬴政と相国・呂不韋の争いはますます激化していた。弟・成蟜の力添えで勢力を拡げる嬴政陣営と、財力を使い陣営を増やす呂不韋の争いはほぼ互角となるが…。

趙軍制圧に向かったはずの成蟜軍が一転、屯留で反乱を起こしたとの報が届き咸陽は騒然とする。呂不韋は反乱の拡大前に討伐軍を送るべきだと言い放つが、嬴政は一連の動きに謀略の気配を感じ取っていて…。

飛信隊と壁軍が合流し、ついに屯留攻城戦が始まった。飛信隊の役目は早さが勝負のため、軍師・河了貂は信と羌瘣を揃って成蟜のもとへ向かわせる。一方、成蟜は城主代行・蒲鶮から反乱のカラクリを聞きだし…。

信は羌瘣や飛信隊の仲間と共に、成蟜と瑠衣が捕らわれていると思しき場所を探すが、屯留城内は乱戦状態で、成蟜はおろか反乱の首謀者・蒲鶮さえも見つけられない。一方、成蟜は反乱兵との交戦で深手を負っていて…。

秦国と魏国の国境付近にある著雍にて、大将軍・呉鳳明率いる魏軍と交戦中の秦国将軍・騰により、信の飛信隊と王賁の玉鳳隊が増援部隊として召集された。ところが、魏に謎の3軍が合流し、秦軍は戦力的不利に…。

王賁の進言により、秦は騰配下の録嗚未軍、玉鳳隊、飛信隊の3軍を主攻に、魏軍の布陣のわずかな隙を攻める策に出る。主攻の一つとして魏軍本陣を目指し突き進む飛信隊は、まずは敵第一陣を徹底的に叩く。

乱戦のさなか、河了貂が凱孟軍の本陣へと連れ去られた。軍師・河了貂の救出を優先するか、作戦を続行するか、意見が分かれる飛信隊。そんななか、羌瘣は、河了貂救出のために一つだけ試す手立てがあると言う。

魏軍本陣に向け進撃を続ける玉鳳隊の前に、もう1人の魏火龍・紫伯率いる軍が立ちはだかる。知と武勇を併せ持つ紫伯は、度重なる死地での戦いを強いられた生い立ちにより極みへと達した槍で、玉鳳隊員を葬っていく。

著蕹の戦い3日目。飛信隊、玉鳳隊に続き録嗚未軍も本格的に加わり、決戦の時が近づく。凱孟軍と戦闘を繰り広げていた飛信隊は、ついに凱孟軍本隊と激突するが、凱孟軍軍師・荀早の布陣を打ち破ることができず…。

1度は敗北を喫した“槍の紫伯”に再び挑む王賁。だが、死地で鍛え抜かれた紫伯の槍さばきをかいくぐることができない。関常が玉鳳隊の副長・番陽に王賁を退かせるように告げるなか、王賁の槍が紫伯を捉え始め…。

飛信隊、玉鳳隊、録嗚未軍が一斉に魏軍本陣を襲撃し、総大将・呉鳳明の首級をあげるため、最後の激闘を繰り広げる。予想だにしなかった展開に魏軍は混乱に陥るが、魏国の傑物・呉鳳明は冷静に思考をめぐらせる。

秦軍・騰、魏軍・呉鳳明を総大将とした著雍の戦いを終え、秦国は軍事重要拠点の強化を目指すことに。王都・咸陽の動きも慌ただしくなるなか、嬴政の実母・太后を頂点とする後宮派が、“山陽”一帯の統治を申し出る。

三大宮家の後見により、山陽一帯の統治に着手し始めた太后、嫪毐ら後宮勢力は、秦国最北の地・太原にて「一帯を“毐国”とする。」と宣言する。宮廷内に激震が走るも、建国は頓挫するものと考えられたが…。

毐国建国による混乱に乗じた各国の動きを注視する事情から、秦国は著雍戦で功績のあった者を昇格させ、新たな軍の強化を図る。一方、毐国では、想定以上に強大化する国の状況を警戒する太后が嫪毐に忠告する。

太后とその愛人・嫪毐との間に隠し子がいたことが咸陽に露見し、毐国国内は騒然とする。大臣・虎歴は太后と嫪毐に対し、挙兵するか、太后、嫪毐、そしてその子らの首を差し出し降伏するかの二択を迫る。

秦国の旧都・雍に国内外から多くの要人が集まり、第31代秦王・嬴政の加冠の儀が執り行われることとなった。式典は厳かに進んでいくが、函谷関をすり抜けた毐国軍が王都・咸陽に迫っているとの急報が…。

王都・咸陽に迫る危機にいち早く気づいた飛信隊が、咸陽の近く渭水へとたどりついた。そんな飛信隊の前に、かつて合従軍との戦の折、大王・嬴政と共に戦った民兵を含む蕞の兵たちが援軍として現れる。

反乱鎮圧軍と合流した飛信隊と蕞の兵たちが、攻城戦のただ中にある咸陽に到着した。だが、咸陽は敵軍と通じる者たちによる裏切りもあり、すでに都の中には敵が攻め入り、信たち鎮圧軍も大軍に阻まれ…。

加冠の儀を終えた嬴政は、咸陽の戦いによって決まるこの先の未来を見据え呂不韋と対峙する。呂不韋は嬴政の抱く中華統一という宿願を一刀両断し、自身が考える“天下の起源”と“人”について語り始める。

中華統一によって戦国時代を終わらせることを目指す嬴政に対し、呂不韋は「戦う動機は人それぞれにあり、戦はなくならない」と言い切る。しかし、嬴政は人の心の本質とそれを教えてくれた恩人のことを語り始める。

王女・麗を守るべく走る向と陽の前に、後宮まで入り込んだ敵の一隊が現れた。王女とその母・向を逃がすため、陽は身をていして敵に立ちはだかる覚悟を決める。すると、そこに飛信隊隊長・信が駆けつけ…。

嬴政の側近・昌文君と共に、軍総司令・昌平君が軍を率い咸陽に到着した。戦況を確認した昌平君は、自ら先頭に立ち敵将・戎籊公を討つべく進撃を開始する。そして、昌平君直下部隊は、河了貂らと連携し…。

咸陽での戦いが終わり、秦王・嬴政と相国・呂不韋の権勢争いもついに決着がつき、秦国は新たな時代を迎えることとなる。反乱の首謀者として捕らえられた嫪毐は、これまでの経緯を自供し、刑に処されることに…。

反乱に関係した者たちが処分を受けるなか、呂不韋に関しては、これまで国の中枢にいたことからいまだに裁くことができずにいた。そんななか、信は嬴政から中華統一に向けた今後の構想について聞くことに…。

第31代秦王・嬴政のもとで秦国が生まれ変わろうとしていた頃、大国・楚もまた歴史的な局面を迎えていた。考烈王と宰相・春申君が倒れ、国政に混乱が生じ、思いも寄らない人物が楚国の宰相に就くことに…。